こりゃ強くお勧めの1台!! 50年近く何百台という車を乗り回してきたが 衝撃的な驚き、感動があったクルマは数台に過ぎない フェラーリやポルシャの様に巷が認知度を深めている様なスーパーマシンは植え付けられた固定概念の基乗り込むので 概ね「大したことないな、、、」「こんなもんか、、、」よくて「流石に凄いな～、、、」程度であった むしろ大衆車だったり格別ブランドも造形も特筆できない様な個体に 秘めたクオリティのギャップに驚愕するのである そんな個体を年代別に触れておこう ①ルーチェ（ビックロータリー13搭載） 強力なトルクとスピード感静粛性はレシプロに無い未知の感動 ②BLMCミニ1000 外観からは想像できない程の車内の解放感、そして何といっても レーシングカートで公道を走るが如くの愉快さ！ ③シトロエンCX2400Cマチック セルフセンタリングの奇妙だが慣れると癖になる動作 ハイドロのブヨブヨなのに不安のないコーナーリング ④メルセデスW140　500SEL W126シリーズも絶対的な安定感で抜群のビックセダンであったが W140は2tの肥大化した巨艦を非力にも思える原動機で難なく突き進み 完成度の高い足回りはメルセデス史上最高の出来栄えであった ⑤ジャガーXJ6（300系）3200 ジャガーにあってMK3位までは許容できる？範囲の英国車らしいトラブルであったが40系は最悪、、乗っている時間よりもドック入りの時間が長く ジャガーが地に堕ちた時代でもはや、、、これまで、、、であった 期待はしていなかったが300系は！佳き時代のジャガーの乗り心地と クラシカルな出で立ちを纏った近代車で日本製の部品を多用し大きなトラブルもなかったその後308を最期に300系で甦ったジャガーも再度地に堕ちるのである、、、 ⑥三菱アイ こいつの走りには驚いた!!知人のポルシャ乗りがセカンドカーに使用していた個体に乗ったら腰高の出で立ちから全く想像できない「地を這うような安定感」はどのようなタイトなコーナーもロールなく特別なドラテクも要さずオンザレールで抜けていくのである、また強力な加速力は俊足で有る RRのミッドシップと贅沢な設計が生んだ賜物であろう、、、軽の概念 国産車の概念を変えた唯一の個体であった、今後この様なモデルは設計も生産もされないのが残念である