バック社がマウントバーノンからエルクハートに移転した1965〜1969年あたりに製造されたアーリーエルクハート時代のヴィンテージマウスピースです。 サイズは7cです。 マウントバーノン時と同じパーツ、金属、機械を使用しているそうです。 マウスピースの刻印がVINCENT BACH CORPのあとの・（ドット）がないので、いわゆる「ドットなし」といわれるタイプです。 現在の7cとは全く別物です。リムは現在の物よりややフラットです。 カップ内部は削ったままの状態でメッキしてある感じです。（いわゆる現行バックはツルツルに磨いてあります。） 私感になりますが現在の7cよりキンキンした音の粒子が少ない印象で、サイズの割にウォームな音が出る印象てす。パッと吹くとバックらしい華やかな音も出ますので、表現の懐が広い印象です。 サイズは違いますが、初期のチェット・ベイカーぽいなと感じながら吹いてました。 オリジナルメッキの状態は悪くないと思います。スロートに加工の跡はありません。シャンク先端に僅かな歪みありますが、吹奏感に殆ど影響ないレベルです。 専門店で500〜1000円程度で修復可能だと思いますので、気になる方は修復しても良いと思います。 良い時代のマウスピースも入手が難しくなってきたと思いますので、良き時代のバックマウスピースを経験したい方、お探しの方いましたらどうぞ。 ゆうパケットポストにて発送します。 受け取り評価を速やかに行える方のみよろしくお願いします。 ジャルディネリ　モネット　ブラックヒル　グレッグブラック等お好きな方にも